STRENXセミナー

2018/6/21


6/15に東京のスウェーデン大使館でSTRENX™セミナーが行われました。
STRENX™とは構造用鋼板でして、耐摩耗鋼板のHARDOX®とは使う用途が違います。
両方ともスウェーデンスチール社が製造している鋼板です。
弊社はHARDOX®を使ったコンテナやボデーを製造していますが、一部部材にSTRENX™も使用しています。
どのように違うかと簡単に説明しますと、STRENX™とHARDOX®には数字がついているのはご存知でしょうか?
HARDOX®450、HARDOX®600、STRENX™700、STRENX™1100、と言う風に製品名の後ろに数字がついていまして、HARDOX®とSTRENX™では数字の意味が違います。
その数字の意味こそ、二つの材料の違いとなります。

HARDOX®の後ろの数字はブリネル硬さの数字を表しています。
ブリネル硬さの詳細は省きますが、数字が高ければ高いほどその製品は硬いと言うことになります。
つまりHARDOX®450はブリネル硬さが450ということになります。

STRENX™の後ろの数字は降伏点を表しています。
降伏点とは簡単に説明すると、材料に力を加えていって元に戻らなくなる塑性変形を起こす時の応力です。
つまりSTRENX™700とは降伏点が700MPaということになります。
SS400の降伏点が245MPa程度と考えるとSTRENX™700にかなりの強度があることがわかります。
高張力鋼で説明致しますとSTRENX™700は高張力鋼の80kg鋼相当と言われています。
ちなみにですが、HARDOX®450は140kg鋼相当と言われています。

以上のことからHARDOX®は硬さを保証した鋼板、STRENX™は強度を保証した鋼板となります。
両方ともにスウェーデン鋼と言われていますが、決定的な違いがありますので加工方法や使い方を間違えると十分な効力が出ません。

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